硬筆書写技能検定という試験を受験するとにしました。
私が受けようとしているのは2級という級です。
硬筆書写技能検定とは
文部科学省後援の、書写の技術と知識が問われる試験です。
書道の経験に関わらず受験できる試験となっています。
書写技能検定試験は6級、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級と全部で8つの級に分けられていて、何級からでも受けられます。
数字が小さいほど難しい階級です。
1級が一番難しく、これは指導者レベルの実力がなければ合格ができないハイレベルな試験です。
(ちなみに1級合格者は希望すれば「指導者証」を交付してもらえるらしく、私はこれが欲しすぎて1級を目指すことを決めたと言っても過言ではありません。)
初めて受験するため、何級から受けるべきか悩んでいたところ、公式HPで下記のように書いていました。
【3級】
中学生・高校生程度
硬筆書写一般の技術及び知識をもって書くことができる。
【準2級】
高校生・大学生・一般社会人程度
硬筆書写のやや専門的な技術及び知識をもって書くことができる。【2級】
高校生・大学生・一般社会人程度
https://www.nihon-shosha.or.jp/pen.html
硬筆書写の専門的技術及び知識をもって書くことができる。
(※私が迷った3級、準2級、2級だけを載せています。)
詳細についてはホームページをご確認ください(硬筆書写技能検定の概要について)。
2級では専門的な知識が必要らしく、3級や準2級よりもかなりレベルが高いようです。
初めて受験する大人の方ではだいたい3級から受ける方が多いみたいです。
ここはあえて自分を追い込む意味も込めて無謀にも2級を受けることを決めました。
硬筆の一般的な技術や知識なんてほとんど無いし、幼い頃に習字をかじっただけの経験しかありません。
でも落ちたらまた受けたらいいし、最終的には1級を目指すかもしれないので最初で2級にチャレンジするのも有りなのかな、と思いました。
現在2月で、試験が6月にあるので、約4か月の時間があります。
平日は仕事があるので平日夜、休日を使ってこの4か月間でできる所までやってみたいと思います。
先日勉強した速書き

早速実技問題に出題される「速書き」を練習してみました。
もう少し速く書き終わるかと思いましたが、割とギリギリまでかかってしまいました。
(速書きって意外と難しい。)
4分間(2級は125文字前後を4分間で書くという課題がある)って思ったほど時間が足りない感じがしました。
普段字を書くのって、メモ書きくらいがほとんどだからどっちかって言うと丁寧な字より、速く書くことのほうが多い気がするんですけどね。
なんていうか、焦ってしまって丁寧に書こうと意識できません。書きなれた自分の字に寄ってしまいますね。。
字の良さ以外に直さなければいけない箇所もまだまだ全然ありますし、行書や草書の勉強もですね。
これからの勉強で自分の字を矯正して、コツを掴んでいきたいです。
さいごに
今回は書写好きな私が初めて書写技能検定を受験することを決めたよ、という話でした。
国内にはいろんな流派の書道会がありますが、今回ご紹介した検定は誰でも受験できる点と、客観的に技術と知識を問われる点に魅力を感じて受験を決めました。
これから硬筆練習の記録も兼ねて、記事を書いていけたらと思っていますのでよろしくお願いします。
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