初めて毛筆習字教室に通うとき道具は何をもっていけばいいのだろうと悩むと思います。
硬筆は紙と家にあるペンもしくは鉛筆さえあればとりあえず書くことが出来ますが、毛筆の場合、筆、硯、下敷き・・・など普通家には無いような道具が必要になるので、事前に買いそろえておく必要があります。
現在も書道教室に通っている私が、必ず要るものからこれはあった方がいいだろうと思うような物を紹介します。
通う教室によっては、書道セットをそこで買わされることがあるかもしれないので、事前に確認しておきましょう。
正式に教室に所属する前に、一度見学をしておいたほうが良いです。
そこで道具は何が必要か、生徒さん達は何を持ってきているかなどチェックしておくといいかもしれませんね。
私の場合、大人になって習い始める際に、一度見学をさせていただき、道具は各自揃えてきてOKだったので、以前習っていた時に使ってた道具をかき集めて当日持参しました。
毛筆の必需品

毛筆書道・習字に必ず必要なもの
大筆、小筆、硯、文鎮、下敷き、半紙、墨汁です。
まずこれだけあれば書けます。
紙
紙にも色んなサイズのものがありますが、はじめはおそらく半紙に書くことになるので半紙は持っていきましょう。
半紙はスーパーなどで売っている練習用の半紙で大丈夫です。
私は100枚で数百円くらいのものを持っていきました。
筆
筆はとりあえず大筆は必ず用意していったほうが良いと思います。
教室によっても違いますが、おそらく最初は半紙に大筆で書くところからスタートすると思います。
また、毎月清書を提出して昇級昇段をする教室だと、名前を書く必要があるので、小筆が必要になります。
書ける場合は名前も大筆で書いてもいいのですが、最初は小さな文字を大きな筆で書くのは難しいと思います。
墨・墨汁
次に墨です。
墨をするところから始める教室があるのかわかりませんが、大抵の教室では墨汁で書くと思います。
なので、これもスーパーなどで売っている墨汁でとりあえず大丈夫です。
硯と文鎮と下敷き
硯と文鎮、下敷きは半紙や筆と違ってその辺に売ってる物ではありません。
大きめの本屋さんの文房具売り場とかならあるかもしれません。
これはそれぞれ別々に買ってもいいですし、書道セットを買っても良いと思います。
書道セットには筆もついてるので、まとめて買うならセットで買うのが手っ取り早いです。

そしてここからは、あれば便利だなって僕が思った物を紹介します。
筆置き
これは今回僕が持っていけば良かったと後悔したNo.1のものです(意外と盲点)
僕は一応習字セットは持っていたんですが(大人になって少し通った書道教室で購入したもの)、以前通った所の流派の名前が箱に書かれていたので、あまり使いたくありませんでした。。
今回の教室は違うところだったので、その習字セットは持っていきたくありませんでした。
なので、筆、硯、墨、文鎮、下敷き、半紙くらいを個別に持っていきました。
習字道具ってこれだけあればオッケイだろ、と思って。
しかし、行ってみて筆置きがけっこう重要なことに気づきました。
文鎮に寝かせてもいいんですが、筆が転がりそうでなんだか不安定です。
習字セットには筆を入れるスペースがあるので、その塀的な部分に筆を置くことが出来るので今まで気にも留めてなかったのですが、これ、まじで重要です。
墨が付いた筆をどうすれば良いかけっこう悩みました。。
今回はしかたなく、硯を入れていた箱を筆置きにしました。
ただの箱なので塩梅はあんまり良くなかったですが仕方なかったです。
新聞紙
練習した半紙を置くのに使います。
これは無いなら無いでそれほど不便じゃありませんが、あったら便利です。
昔の記憶を思い出して持っていきました。
見開き1枚を半分に切って20枚程度重ねて使いました。
書いた半紙を間に挟んでいけば、1枚1枚が汚れることもなく、保存ができます。
先生から添削していただいた半紙やお手本を書いていただいた紙は後で見返すと思うので、できるだけきれいに保存した方が良いです。
ウェットティッシュ
2時間も墨で字を書いてたらほぼ100パーセント手には墨が付く。
手や筆の柄の部分とか墨汁のボトルとか、まず間違いなく墨が付いてると思いますのでこれがあればカバンとか汚さずに済むと思います。
半紙が入るほどのファイル

使っていない半紙とか競書誌、お手本とか、折り曲げたくない紙類が結構溜まってきます。
それをしわくちゃにせず持ち運ぶために、大きめのファイルがあれば便利です。
意外と下敷きがしわくちゃになりやすい(小学生の時は下敷きがよくくしゃくしゃになってました)ので、下敷きを入れておけばばっちりです。
さいごに
今回は書道教室(毛筆教室)に行くとき、個人的にあった方が良いなと思ったものをご紹介しました。
特に始めて習いに行かれる方は何を持て行けばいいか悩むと思います。
道具は自分で揃えるのか、教室で購入できるのかなど通う前に一度見学して何がいるか聞いてみるのもいいかもしれません。
僕も再々チャレンジしたばかりなのでこれから頑張って昇級していきたいと思います。
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