
大人になって美文字がかけるようになりたくなった。独学でも勉強できるのかな?やっぱり教えてもらうのがいいのかな?
今回はこんな悩みにペン字の独学についてのメリットデメリットを話します。

ペン習字独学経験のある僕が感じた事をまとめました。
これからペン習字を始めてみようかと思ってる人の参考になればと思います。
書写の勉強を独学でやるメリット
経済的負担があまりかからない
当たり前といえば当たり前ですけど、教室に通うよりは断然お金がかかりません。
硬筆書写2級の試験に受かるように独学で勉強をしたんですが、独学でお金がかかるのって、問題集、ペン、辞書くらいです。
あとは受験費くらい。
硬筆の教室に通わない分、当然月謝や講座費がかかりません。
教室に通うってなると、月謝に2000~4000円くらいはかかります。
それプラス月刊誌(競書誌)が1000円くらいかな、と思います。
これが毎月かかることになります。
だけど、独学でやるなら上に書いたような費用しかかからないので断然コストは抑えられます。
自分のペースでできる
これはデメリットでもありますが、良くも悪くも自分のペースでできます。
教室や通信教育のように、毎月の課題提出に追われることもありません。
忙しい人でも空いた時間で練習ができます。
ただし、完全に自分で勉強をコントロールできるので怠けないように気を付けないといけません。
なので自制が苦手だなって人は教室に通うか通信講座がいいですね。
デメリット
上達スピードが遅い
やっぱり教室とか通信教育で先生に添削してもらうのと比べると上手くなるのは圧倒的に遅いです。
ペン習字にしても毛筆にしても書道教室や講座で指導してもらうと、自分では気づかない所をピンポイントで修正していくので自分でも上達を感じるほどです。
独学はひとりでやるので、なかなかダメな箇所に気づきにくいことがあります。
書いて書いて書きまくって、ダメな点が徐々に修正されていく感じです。
人に見てもらうのって想像以上に大事ですね。
独習と指導してもらうのとでは、やっぱり字の上達スピードが違うのは明らかですね。
通信で学ぶならこちらの記事で紹介している所がいいかと思います。
モチベーションを保ちにくい
自分で書いたものに対する評価がないので、目標を定めにくいということです。
教室や通信講座だと、昇級昇段があったり展示会へ向けて書きあげる、とか目標があるのでその都度やる気が上がると思います。
でも独学だとそもそも自分の字がどれくらいの実力なのか、というのが把握しにくいのです。
僕が書写検定のために独学をしていた時はこれが一番悩みでした。
練習はしているものの、自分の字は上達しているのかがよくわからなくなってきて、やる気を出すのが難しかったのです。
これは上記の、上達速度にも繋がってくると思います。
自分の書いた字に対するリアクションがあるほど勉強がやりやすくなります。
まとめ
今回はきれいな字を勉強するための独学のメリット・デメリットをご紹介しました。
結論として「ゆくゆくは毛筆まで習いたいっていう単純に字書きを楽しみたい人」には「教室に通うこと」を勧めます。
逆に「早く字が上手になりたい」、「実用的な美文字を学びたい」という方には独学ではなく断然習うことをお勧めします。
〇日本ペン習字研究会監修。100万人の指導経験を持つがくぶんの日ペン。
〇受講生総数213万人以上のロングラン人気講座。
〇手書き文化に対する文化支援事業として40年近く運営。
費用も抑えられる場合が多く、通学の時間も節約できるので自分のペースで学べます。
将来書道先生を目指すまではいかなくて、日常で美文字を身につけたいと思う方おすすめです。
集中して字を書くのはめちゃくちゃ楽しいですし、実用的なので自己投資になるところも個人的に気に入っているところです。
ムリせず自分に合った方法で頑張るのが一番いいと思います。
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