
習い事で書道を習うのは人気があると聞きました。どういう所がいいの?
こんな疑問にお答えします。
今回は書写・書道の練習方法の中でも、「教室に通いながら練習していく」事にスポットを当てて話していきます。
趣味で書いたペン字や筆文字の写真をTwitterでアップし始めてから約1年が経ちました。
そして硬筆書写技能検定を初めて受けたのが昨年の6月でした。
僕が書道教室に通い始っている理由は、「書に関われる仕事がしたい」という将来の夢を持ったからです。
しかし、別に書道を仕事にしようとか考えなくても書道教室に通うメリットは凄くありますよ。
今回は書道教室に通いだして本気で感じた「書道教室通い」から得られる人生レベルでのメリットについて以下にまとめました。
自分と向き合う時間が持てる
教室で机に向ってる時間は100パーセント「書」に集中できます。
机に向って書いている瞬間はもちろん、他のメンバーが書いた作品を観ている時間もめちゃくちゃ集中しています。
家でも書写や書道はやるんですが、教室に行って書く時間は特に没頭できます。
その時間は最近あった嫌な事とか完全に忘れて「気づいたら書道に没頭している自分」がいます。
おそらく1週間の中で一番集中しています。
何事もそうですが、目の前の事に集中して取り組むって結構疲れますよね。
でも教室の時間が終わると、「あ~疲れた。けどめっちゃ楽しかった。」っていう気持ちになるんですよね。
集中しすぎて疲れるけど、全然嫌な疲れじゃないんですよね。
個人的に思っているのは、美文字を目指す行為は結局自分自身に向き合う行為なのだと思っています。
もちろんキレイな字を書けるようになりたいとか、教養を高めたいっていう思いで練習するんですが、自分の感情や生き方に向き合えるものだと思っています。
「完全に自分だけと向き合える時間」というのは本当に貴重な時間だと思います。
美文字を目指すと謙虚になれる
文字をもっときれいに書こうと思った時点で既に謙虚な気持ちになれてると思っています。
自分もこんな美文字書きたいな、いいなと思える字の存在を認めて近づいていこうとしているからです。
僕は教室に行くと大先輩たちの書いた字を見る機会があります。
もうこれだけで教室に行った意味がありますよね。
「うわー上手いな」とか「どうやったらこんなに書けるの」とか毎回思うわけですが、同時に自分も頑張るぞって思うんです。
周りには自分より遥かに上手な先輩だらけです。
その中で見る自分の字はまだまだ練習しなきゃと嫌でも気づきます。
なので自分は自分なりに精進していかなきゃっていう謙虚さと向上心が自然と芽生えます。
良いプレッシャーを感じられる
今春に地元の作品展に出品させていただく事になりました。
教室に参加してまだ4か月の僕が出させてもらえるなんてありがたい事です。
同時に責任感というか、「人に見てもらえるくらい作品書かなきゃ」っていう気持ちになりました。
それと、教室ではもちろんその場で字を書いて先生に見てもらうので、他の方にも自分の書いた字が嫌でも見られます。
上手い人達の中で自分の字を晒すのってなかなか恥ずかしいものですが、モチベーションにも繋がります。
自分の書いた字が見られるという意識は、良くも悪くも緊張感を持つことが出来ます。
これに関しては「やっぱり人に見られずやりたいな」っていう人もいると思います。
一人で黙々と練習していきたいと思う人はおうちでの練習がおすすめです。
さいごに
今回は書道教室に通始めた僕が感じたことの話でした。
僕は小さいころにお習字に通ったくらいの単なる習字好きの素人です。
ただただ好き・楽しいってだけで文字書いてる者です。
(でも、このブログを読んで「また始めたいな~」とか「興味出てきたな」とか思ってくださる方が現れたらめっちゃ嬉しんですけどね。w)
そんな僕も書写を遊びで始めて約1年後に教室に通う事になりました。
遊びと言っても硬筆書写技能検定合格を自力で目指していたので独学期間もありました。
独学するのも教室で習うのもどちらも良い面があるという事がわかりました。
いずれ毛筆の習字教室には通いたいと思ってたので教室に通いだしたのは自然な流れだったと思います。
教室によって雰囲気や内容が違うと思います。
僕は通う前に見学をさせていただいてから通うかどうかを決めました。
習字・書道教室に通うか迷っている方は一度見学をさせてもらうのが良いと思います。
一度では雰囲気がなんとなくしかわからないかもしれませんが、「ここだ!」ってピンと来る場合もあると思います。
自分に合った教室に出会えるといいなと思います。
僕はこれから作品提出、書写検定の勉強で文字を書く時間で忙しくなりそうでワクワクしております☆
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