
ペン習字に興味を持ったのですが大人からでも始めて遅くないですか。具体的なメリットも知りたいです。
今回は書道(毛筆+ペン習字)歴7年半の著者が、大人の趣味にペン習字をおすすめする理由について話します。

大人になって習字を再開しました
習字・ペン字を趣味にするメリット

趣味にメリットを求めるのはナンセンスかもしれませんが、ペン習字を趣味にする場合、楽しいにプラスしてメリットがあります。
家の中で、しかも一人でできるペン習字
習字を始める方法には、「本屋さんで買った美文字テキストで勉強」、「通信講座でペン字を学ぶ」、「習字・書道教室に通う」のだいたいこの3つくらいありますね。
その中でも「本屋さんで買った美文字テキストで勉強」、「通信講座でペン字を学ぶ」の二つのやり方は家の中だけで完結できます。
〇日本ペン習字研究会監修。100万人の指導経験を持つがくぶんの日ペン。
〇受講生総数213万人以上のロングラン人気講座のユーキャン。
〇手書き文化に対する文化支援事業として40年近く運営しているパイロット。
「習字・教室に通う」っていうのはやってみると楽しいんですが、やっぱりなんかハードルあるなって思う方もいると思います。
一人で黙々やったほうが集中できるって方や、書いてる姿を人に見られたくないよって方は断然家での勉強が向いてます。
逆にみんなで楽しみたいなって人は教室に通うのもありですね。
それと個人的におすすめなのは、ツイッターやインスタグラムで自分の字を投稿することです。
自分の書いた字の反応がもらえたり、励ましあったりできます。

僕も実際ツイッターで字を投稿する。コメントが来たりして楽しいし、書写のお題なんかも定期的に挙げられていて結構遊べる。
コストがあまりかからない
独学でペン習字をやるときに費用が発生するのはペンとテキスト代くらいです。
テキストはだいたい1000~2000円くらいで買えますし、ペンも数百円だけですね。
他の趣味と比べても安いので手軽に始められるのはメリットだと思います。
「個人的おすすめのペン字本の著者を紹介しようと思う」←個人的に真似したい字を書く3名をまとめました。
通信で講座を受講するときに発生するのはペン代と受講料だけです。
受講料は月に2000~5000円程で一生自分の資産となる美文字が身に付きます。
経済的にそれほど負担にならない趣味が自分への投資になると考えると結構魅力的だと思います。
「ペン字通信講座を選ぶポイント3つ【実用的な美文字を身につけるために】」の記事でペン字の通信講座についてまとめています。
歳を重ねても続けられる
ペン習字はやればやるだけ上達できます。
スポーツなどの場合、歳を重ねてゆくにつれどうしても体力面での負担が大きくなりますが、習字の場合は年を重ねるほどむしろ上達していきます。

先生の字を見るとやっぱり長い期間の積み重ねってすごいなって思います。
忙しい人でもサクッとできる
大人だと家の事とか仕事とか忙しくて趣味の時間とれない~って人が多いんじゃないかなと思います。
家でのペン習字学習の場合、隙間時間を見つけて少しずつだけでもやれます。
通信講座の場合、一日の学習がだいたい20分程度にカリキュラムが組まれているのでムリなくできますね。

平日仕事から帰ってきて5分だけペンを握ることもある。結局ハマって1時間とかになることも
ちょっと気分転換がてらに書こって思った瞬間からできるのがいいなって思います。
人と時間調整する必要もないし、やりたいって思った時にすぐできるし。
控えめに言って最高。
美文字という武器が手に入る
ある程度上達すれば生涯にわたって美文字という武器が手に入る。
ペン字を学ぼうとする一番の理由はやっぱり整った字を書きたいっていう事だと思います。
一度身についたペン字の技術はなくならないので、ペン字学習は自分への投資という感じでもやりがいがあります。
情報社会の発展で、手書き文化は減ってきてはいますが、キレイな字が書けるのは逆に希少価値が高い。
手書きで文字を書く機会って、むしろ大切な場面でこそ多い。
冠婚葬祭時の芳名録への記帳だったり、重要な買い物の署名だったり。
また、保育園や幼稚園の連絡帳の記入だったり。
こういった場で丁寧な字が書けたら好印象を持たれるでしょう。
ペン字趣味をすすめる理由のまとめ

今回は手書き文字が好きな僕が、大人の趣味にペン習字を勧める理由についてまとめました。
ペン字は他の趣味と違って、生涯にわたり自分の強みとなる実用的なものです。
大人から習字を始めても全く遅くありません。
今まで字に対するコンプレックスがあったとしても、美文字を身につければ逆に強みに変わり自信が持てること間違いないです。
コメント