
硬筆書写技能検定試験の勉強をするのでおすすめのテキストが知りたい。
私が硬筆書写技能検定試験2級に合格した時使ったテキストが3冊あります。
この3冊を使って4か月で2級に一発合格できました。
他の資格試験などと違って書写検定対策用の問題集や参考書ってあまり種類がありません。
しかも店頭に並んでないことがほとんど笑。。
今回紹介する本を使って勉強すれば3級〜2級合格が射程圏内になると思います。
書写検定の勉強に使ったテキスト3冊

硬筆書写技能検定 二級のドリル -一般財団法人日本書写技能検定協会編-
1・2級 硬筆書写技能検定 合格のポイント -日本習字普及協会- より
問題数豊富なテキスト【おすすめ】

平成30年度の表紙は古い表紙ですね。現在(2020.4.11)は新しい表紙になってます。
年度ごとに新しく出版される硬筆書写技能検定対策用の問題集。
ほとんどの受験者が買うであろう問題集。
100%買った方がいい。
硬筆書写検定の実技問題の練習は、何度も書いて練習していくのが大切なので問題数が多いのは重要。
一般的に書写検定対策用の問題集はそもそも出版されてる種類自体が少ないんですよね。
しかも書店で売ってないし。。。
元々整った字が書ける人はいいですが、テキスト無しで闇雲に練習するだけでは受かりません。
字体以外にも気を付けなきゃいけない部分があるので、対策用のテキストに目を通すことは重要だなと受験して思いました。
なので、試験の傾向を知るためには必ず持っておきたいテキストだと言えます。

実際の過去問も載ってるから試験問題の雰囲気を感じられて良いです。
実技問題では各問題ごとにポイントが説明があって、実際に注意するポイントがわかります。
個人的に良かったのは「書き込める実技問題のページが切り取り可能」になってたこと。

これ地味に大切。
個人的にこの本で良いところは問題のページが切り取れるようになっていること。
テキストに書き込んで練習するのは本当に書きづらいですんですよね。
テキストの開いた時に真ん中部分が邪魔して結構書きづらいですが、書き込みページにミシン目があって切り取り可能だったのはとても助かりました。
練習問題以外にも、主な草書や書写体、旧字体も載っているので理論の勉強をするにも便利です。
辞書でもなければ草書とか旧字体とかなかなか勉強しづらいですが、このテキストでは主な漢字の草書体や旧字体・書写体が書かれているので勉強しやすい。
ゆくゆく1級も目指していきたかったので、私は三体字典(楷書、行書、草書が載ってるやつ)を買いました(下で紹介してます)。
書写検定主催しているドリル

こちらは硬筆書写技能検定を主催している日本書写技能検定協会から出されているドリルです。
主催者から出版された問題集ということは、最も試験に近い問題集って言っても過言ではないですよね。
問題数はそんなに多くないですが、値段が安いので練習用にいい(3級と2級用がある)。
紙質も試験と同じものです。
本番と同じ紙質で練習したほうが、本番の際に紙とペンとの感触が普段通りなので普段の力が発揮しやすいですね。
できれば本番でどのペンを使うか決めてた方がいいです。
自分の書きやすいペン、例えばジェットストリームとか、サラサ、ユニボールとかね。
試験の時におすすめするボールペンは「硬筆書写技能検定の時に断然おすすめするボールペン2種」で紹介しています(問題毎の使い分け例も載せてます)。
ちなみに万年筆ならこれが良かったです→「初めての万年筆が超良かったから紹介する」
また、解答例と一緒に詳細なポイントが書かれています。
どういった点に注意しながら勉強していけば良いのかがわかる、道しるべとなる教本です。
日本書写技能検定協会の公式ページから購入できます(公式ページで購入すると送料がかからないので便利です)。
楷書・行書・草書の基本が揃う最強字典

(カバーはずした状態)
楷書行書草書、漢字、ひらがな、カタカナまで載ってあるので基本の形が知りたくなったら常にこの字典を引いていました。
書写検定の勉強に必須ではないけど、基本的な字の形が載っているので1冊持ってると安心感できました。
問題集では、すべての問題に解答例があるわけではないんですよね。
なので解答例のない例文に、書き方のわからない字があるとちょっと戸惑います。
その時にこの字典を引けば字形がすぐにわかるのでとても便利でした。
三体字典はいくつか種類がありますが、この字典は字数も多いし、字も大きいので見やすい。
書き順問題も試験で出るので字典は1冊あれば便利だと思います(漢検とかにも便利ですね)。
硬筆書写検定勉強テキストまとめ
今回は私が硬筆2級を受けるために使った教材3冊を紹介しました。
特に検定対策用の問題集はほとんど種類がないので今回紹介した3冊があれば十分練習できます。
ただ字がキレイに書けても受からないのが書写検定です。
知識も問われます。
問題集を使って傾向を知ったほうがいいと思います。
字典については、今後書写や美文字練習を続けていく人におすすめです。
楷書・行書など基本の字形が載っているので、検定対策用以外の普段ちょっとした手書きの際にも便利でよく使っています。
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