受かった人は「簡単」もしくは「勉強すれば受かる試験だ」、と言うでしょう。
落ちた人は「まじでムズカシイ、無理」と言うでしょう。
じゃあ、落ちてもない、受かってもない、絶賛勉強中の人間(筆者)が5か月間勉強した正直な感想、、、、それは、、、
「2年計画(もしくは3年計画ともいう)が見えてきた。(←要は1年じゃ厳しそうということ)」
の一言です。
ネットの情報を見ていると、難しいという人もいれば、簡単に受かるという人もいてどっちが正解なのかはっきりしません。
そこで、今回は絶賛勉強中のサラリーマンが感じている難易度について正直にお伝えします。
その前に、筆者である僕のスペックを簡単に書いておきますと、、、、、
30代アラフォー(おじさん化による記憶力の衰え、2023年現在)
法律初学者(工学部出身)
理系地方国立大卒(勉強は昔からそこそこ得意)
読書好き(文章に抵抗なし)
FP2級保持(半年の勉強でムリなくいけた)
一児のサラリーマン(とはいえ時間はある)
ド理系地場企業勤務(法律皆無環境)
通勤型サラリーマン(リモートワークにしてほしい)
定時ダッシュ(残業ほぼ無し勉強可)
全く法律の勉強とは無縁で生きてきましたが、勉強がめっちゃ苦手という事はありませんでした。
なので、それなりに1年勉強すれば受かるんじゃないかな?と思っていました。
しかし。
この馬鹿げた過信は、意気揚々と900ページある基本書を買い、何日か読んだころから様相が変わってきたのです。
文章を理解するのが難しい
行政書士試験の問題を初めて読んだとき、文字は読めてるんだけど一向に何を言ってるのか頭に入ってこない、という状況。
日本語ってこんな感じだっけ?と思いました。
専門用語だらけの文章が長すぎて、読んでる最中に1行前の内容が頭から消えていき、読み終わった時「結局何を言ってるんだっけ、こいつは。」という状況が勉強初期のころは続きました。
行政書士試験はざっくり分けて憲法、民法、行政法、商法、基礎法学、一般知識という感じで分かれていて、民法と行政法の配点がかなり高い試験となっています。
なので、僕はこの数か月、民法と行政法というメインジャンルしかやってません。
が、すでに感じる合格の危うさ感。
この記事を書いている現在2月上旬なので、試験の11月まで9か月もあるんですが、「もう9か月しかない」というのがしっくりきます。
学生時代の定期考査だったり受験勉強だったりでもそうですが、勉強していて「これは間に合いそうにないぞ」っていう感覚、経験した事ありませんか?
絶賛それです。
僕は過去にFP(ファイナンシャルプランナー技能検定という国家資格)3級と2級を受けたことがあるんですが、その時は確か試験勉強中「これはペース上げないとまずいぞ」という感覚を感じた記憶がありません。
今の学習経過を例えていうなら、高校の定期考査の前日に一夜漬けを始め、気持ちだけが焦ってしまい、試験当日何を勉強したか記憶にない、という感覚に近い。
とはいえまだ9か月あるので、この9か月間をどうスケジュール組むかが合否を分けるんでしょうね。
〇〇〇時間やったら受かるという保証は信じない
何時間勉強が必要か、僕も調べました。
ネットで調べたところ、600~1000時間っていう答えが多いです。
しかし、僕が5、6か月間勉強してきて意識しようと思ったのは、勉強時間をあてにしないでおこうということです。
人間ってコスパが好きな生き物なので、最小限の努力で何か物を手に入れたいって思うんですよね。
資格試験も同じ。
「何時間勉強したら受かるのか誰かはっきり教えてくれ」、「何日勉強したら受かるんだ」とか、初めて受験する人は必ず思う。
僕が実際に勉強やり始めて思うのは、「やれるだけ勉強をやるしかなく、そうすることでしか不安は消えない」、ということでした。
ネットの情報を鵜吞みにしない
よくあるのが、「簡単に受かる」とか、「誰でも受かる」とか、誰から見てそうなのかっていうのがよくわからない情報が飛び交っているんですよね。
これは資格の情報だけに限らず何でもそうです。
言ってしまえばこの記事だってどれだけ参考になるのかは、読む人のこれまでの経験や知識、学んできた事などの人生背景がちがうので「難しい」「簡単」と一概に言い切ってしまうことはできない。
記事を書いている人はその人の経験や知識で物を言ってるだけ。
だからこそ最初に、この記事を書く筆者のこれまでの背景(行政書士試験を受けるにあたり関係がありそうな情報)を書きました。
お金に余裕があれば講座を受けた方がいいに決まってる
結局財力が勝つんです。
合格者を毎年ジャカジャカ輩出するプロの授業受けたら独学より楽に決まってます。
僕は悲しいことにお金が無い(妻からも言われ続けています。)ので、行政書士試験のために講座を受ける余裕なんて我が家にありません。
ユーキャン、アガルート、フォーサイト、LEC、、、、、世の中には色々ありますよね。
講座で勉強できる人たちが羨ましいです。(落ちろ。嘘です。)
受かってしまえば独学も講座組も関係ありません。
プロの授業が受けられるに越したことはないんですよね。
お金がある人は講座迷わず受けましょう。
ただ、僕は独学でやるしかないのです。
ガンバル。
完全独学なら本気じゃないと1年では厳しい
僕もそれなりに5、6か月間勉強をしてきたわけですけど、3、4周ほど問題を解いてようやく8割取れるようになってきたかな、って感じです。
正解した問題の中には、たぶん雰囲気で正解を覚えている問題や、番号を無意識で覚えてしまっている問題とかがあるはずで、本当に理解して解けたと言えるのはもっと少ないんだと思います。
しかもまだ民法と行政法しか手を付けていません。
憲法やら商法やら基礎法学、一般知識、、、記述練習とかまだまだ勉強しないといけない事が山のように残っています。
これを全部1年365日でやらないと受からないわけですから、正直かなりキツキツのスケジュールになるのは想像できると思います。
なので正直、独学1発合格は気合入れないとまじで難しいと思いました。
勉強を開始したころの自信はもう無いが、やるだけやる
2022年の9月ごろから勉強し始めて、その頃は1年もあれば受かるっしょ、と思っていました。
法律の勉強は初めてでしたが、これまで30数年生きてきて、それなりに地方の国立大(理系)を卒業できたんだしざっと1年勉強したらいけるでしょうよ!っていう根拠のない自信がありました。
ただ、、、。
今はもうございません。
無知って恐ろしいのですね。
すみません、調子に乗っていました。、という具合です。
僕には、5、6年間もの期間、高校の採用試験を受け続けている弟がいます。
彼に言われました、「合格が難しいかもしれん」と気づいたお前はようやく1歩目だ、と。
とんだ上から目線でしたが、これが真実のようです。
半年で行政書士試験受かりました、とかいう人も実際にはいるんでしょうけど、まあ自分には厳しいでしょう。
勉強時間や期間って、じゃあ「合格までに800時間勉強が必要ですよ」とか言われても保証はないんですよね。
初学者にとって内容が頭に入ってくるのは3回くらいテキストを読んだころからです。
僕は現在勉強5、6か月目くらいで問題集メインで進めています。
ブログ書く暇あったら勉強しろ
ブログ書く暇あったら勉強しろ、にブログ名を改名したほうがいいですかね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
時間があれば(←おまえに時間はない)行政書士独学一発合格目指すリアルタイム記事書こうと思います。
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