法律系国家資格「行政書士」試験の受験資格と合格率について。

行政書士試験
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行政書士とは法律系の「国家資格」で、弁護士や司法書士など士業のひとつ。

難関国家資格の一つとされ、ここ数年で人気爆上がりの国家資格です。

私自身も現在勉強中で、行政書士試験の気になる受験資格と合格率について調べたのでまとめました。

受験資格は無い。誰でも受けることが出来る

ここ数年特に受験者数が増えてきていて、4、5万人程の人が受験します。

人気の背景には、受験資格がなく誰でもウエルカムな試験という特徴があります。

国家資格取って一発逆転を考えるような人にはありがたい試験と言えます。

例えば社労士であれば、大学、短大、専門職大学、専門職短大、5年制の高等専門学校のいずれかを卒業するという条件があります。

また、税理士試験だと税法に属する科目については学歴や職歴などの受験資格が存在します。

この点、行政書士試験は誰でも受験できます。

合格率は毎年10パーセントほどの難関資格

行政書士試験は簡単だ、とか難しいだとか色んな情報があります。

毎年の合格率を見てみると、10パーセント前後しかないので決して簡単に受かるような試験ではないことが予想できますね。

単純に10人に1人しか受からないって考えると急にハードル上がりますね。

受験資格が無い分、受験資格がある国家資格と比べて、本気で受かるために勉強してきた人間の割合が多少少ないかもしれませんが、そうは言ってもかなり低い合格率の試験です。

本記事を書いている現在、半年以上勉強してきましたが、勉強内容はかなり難しく感じています。

合格するのに一定の基準がある

行政書士試験には合格ラインが決められています。

300点満点の試験で、180点以上あれば合格点です。

ただし、180点以上取れば必ず合格できるということではありません。

科目ごとに足切りがあり、それぞれで足切り点をクリアした上でトータル180点以上を取る必要があります。

まず、行政書士試験には「法令等科目」と「一般知識科目」の二つがあり、それぞれでクリアすべき点数が決まっています。

法令等科目で122点未満(244点満点)、一般知識科目で24点未満(56点満点)だと足切りで不合格が確定します。

法令科目というのは、行政法や民法と呼ばれる法律に関する科目で、おそらく受験生が一番力を入れて勉強してくるところです。

合格率のわりに、点数だけ見るとなんだかいけそうな気がしてきますが、実際勉強してみると難しさがわかりました(笑)

行政書士と宅建士の難易度

よく行政書士試験の難易度と比べられる国家資格で「宅建士試験」というのがあります。

宅建士試験は「宅地建物取引士(宅建士)」になるための試験で、行政書士と同じ士業の一つです。

どちらも法律に絡んだ試験なので難易度を比べられがちです。

宅建士の合格率は例年15~18%程度です。

合格率から見ると行政書士試験のほうが受かりにくい試験といえます。

一般的に合格するための勉強時間は500時間必要と言われています。

行政書士試験が800~1000時間と言われるため、勉強時間も宅建よりは難易度が上がるというのが考えられます。

行政書士と司法書士の難易度

司法書士試験も行政書士試験の難易度とよく比べられます。

こちらも法律に関する国家資格で、主に不動産登記や商業登記などが行える士業です。

司法書士試験は、国内にある国家資格の中でも超難関資格として知られていて、合格率も5%程度とかなり低いことがわかります。

行政書士試験が10%前後なのに対して半分程度の合格率しかありません。

※司法書士試験も行政書士試験と同様に、受験資格がなく誰でも受けられる試験です。

司法書士試験の合格には3000時間の勉強が必要だと言われています。

1日毎日3時間勉強しても3年かかる計算なので、かなり難しい試験だということがわかりますね。

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