ポケットWiFi(Pocket WiFi)とモバイルWiFiの違いは商品名か一般名か

ポケット型WiFi

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結論を言うと、Poket WiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標で、一般名が「モバイルWiFi」です。

どちらもインターネットに繋がる小型のルーターには違いありません。

現在では「ポケットWiFi」という呼び方が一般化されてしまって「モバイルWiFi 」全般のことを指して言う人も多いです。

本来なら「ポケットWiFi」はソフトバンクの商品だけのことを指すのですが…

※当ブログでは「モバイルWiFi」のことを「ポケット型WiFi」と書くこともありますが一緒の意味です。

Pocket WiFiはソフトバンクの登録商標

モバイルWiFiが最も話題となったのが2009年。

まだモバイルWiFiが珍しかった頃、イーモバイル(のちにソフトバンクが買収)が「Pocket WiFi」を発売

当時はモバイルWiFiという機器がほとんどなく、「ポケットWiFi」という商品が先に浸透しました。

当時の端末は「D25HW」という端末で丸みを帯びた形で非常にかわいいですね。

2018年にサービスが終了してますがモバイルWiFiの先駆け的存在。

画像:https://www.ymobile.jp/lineup/old/d25hw/

モバイルWiFi端末の呼び方もいろいろある

ちなみに機器本体の呼び方もいろいろあります。

  • モバイルルーター
  • WiFiルーター
  • ルーター端末

「WiFiルーター」と「ルーター端末」は据え置き型WiFi(ホームルーター)でも使われる呼び方ですね。

モバイルWiFiにはクラウドSIMタイプとWiMAXがある

Pocket WiFiが発売された頃と比べて今では多くのプロバイダーがモバイルWiFiを提供しています。

最近ではSIMカードのいらない「クラウドSIMタイプ」のモバイルWiFiも人気があります。

クラウドSIMを採用しているポケット型WiFi

実際筆者のわたもクラウドSIMタイプのモンスターモバイル を利用していますが、コスパ良く使えて気に入っています。

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  • クラウドSIMのWiFi…スマホと同じLTEモバイル回線、制限ありプランが多い
  • WiMAXのWiFi…無線通信技術、ギガ無制限プランが多い

ポケット型WiFiは、キャリアが独自に出してるのを含めると大きく分けて3パターンあります。

モバイルWiFiの種類サービスの一例
キャリア系モバイルWiFi・ドコモのWi-FiSTATION
ソフトバンクのPocket WiFi
クラウドSIM系モバイルWiFiモンスターモバイル  
クラウドWiFi
縛りなしWiFi 
FUJI WiFi
WiMAXBIGLOBE WiMAX +5G 
【VisionWiMAX】

モバイルWiFiの先駆けとなったソフトバンクのPocket WiFiはキャリア系のモバイルWiFiですね。

ドコモやソフトバンクなどの大手キャリアは自社専用回線を使っているのでクラウドSIMと比べて安定しています。

ただ通信が安定している一方、少し値段が高いのがネック。

 「WiMAX」は WiMAXフォーラムの登録商標

 WiMAXはモバイルWiFiの通信サービスの一種で、 WiMAXフォーラムの登録商標です。

WiMAXフォーラムとは

チップ、機器ベンダーや通信事業者によって設立された民間団体。技術や制度面での検討、機器の認証試験を行っている。

参考:日本ネットワークインフォメーションセンター

国内ではWiMAX回線を使ったモバイルWiFiサービスをUQコミュニケーションズが提供しています。

WiMAXの回線はBIGLOBE WiMAX +5G【VisionWiMAX】 といったプロバイダから提供されています。

ポケットWiFiとモバイルWiFiの違いについてよくある質問

どのモバイルWiFiが一番速度速い?

一概にどこのモバイルWiFiが速いかを決めるのは難しいです。

ただし一般的にWiMAXはクラウドSIMのモバイルWiFiより速いと言われています。

各サービス事業者が表示している最高速度を見るとWiMAXのほうが速いのがよくわかります。


最大速度(理論値)

下り(受信)上り(送信)
クラウドSIM150Mbps50Mbps
WiMAX22,00〜3,900Mbps183 Mbps

サービス事業者が表示している速度はあくまで最大速度(理論値)なので実測値を参考にするのがいい。

みんなのネット回線速度(みんそく)

また、通信速度はルーター端末を使う場所や時間などにも左右されます。

通信エリアに差はあるの?

通信エリアの差は「クラウドSIM系WiFi」か「WiMAX」かの違いだけです。

この2つは使用する回線が違うので通信エリアが異なるのです。

クラウドSIM系のポケット型WiFiは仕組み上、ドコモ/au/ソフトバンクのキャリア回線が繋がる範囲がエリアになります。

この特徴はクラウドSIM系のサービス事業者どこを選んでも基本的に同じです。

一方 WiMAXのエリアは、UQ WiMAXのエリアマップで確認できます。

WiMAXの場合も、どこのWiMAX事業者(プロバイダ)を選んでもエリアは変わりません。

モバイルWiFiはどんな人に向いてる?

モバイルWiFi
向いている人向いていない人
外出先でWiFiを使いたい人
スマホ代節約しつつネットは使いたい人
高速通信がいい人
家でしかネットは使わない人

外でもWiFiを使いたい人やスマホ代を節約したい人に向いています。

モバイルWiFiの最大の特徴は持ち運びができることです。

光回線やホームルーターとちがって外出先でも使えるのがメリットです。

うまくやればスマホ代の節約も可能(例:スマホのプランを下げて安いモバイルWiFiを契約する)。

逆に、高速通信しか受け付けない人、家族でWiFi使いたい人は向いていません。

モバイルWiFiは光回線と比べると速度面で劣ります。

どうしても高速でモバイルWiFiを使いたい人は5G対応のWiMAXがおすすめ。

5G対応の WiMAX

家でしかインターネットを使わない人もモバイルWiFiは不向き。

在宅時のみのネット環境なら光回線にしたほうが高速・安定面で優れています。

【まとめ】ポケットWiFiとモバイルWiFiに違いはない

  • 「ポケットWiFi」と「モバイルWiFi」に違いはない
  • 「ポケット WiFi」という呼び方が一般化しているが本来は「モバイルWiFi」が正しい
  • Pocket WiFiはソフトバンクの登録商標

Pocket WiFi(ポケットWiFi)はソフトバンクの登録商標、モバイルWiFiは一般名です。

ポケットWiFiとモバイルWiFiに大きな違いはありません。

「ポケットWiFi」という呼び名が一般化されていますが、本来は「モバイルWiFi」もしくは「ポケット型WiFi」が正しい呼び方

ポケWiFiが誕生してから20年近く経ち、現在モバイルWiFiを提供している業者は国内だけでも数十社もあります。

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公式サイト:モンスターモバイル

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