クラウドSIMとは?仕組みをわかりやすく解説!おすすめポケット型WiFiも紹介

モンスターモバイル

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手軽に使えて人気のある「クラウドSIM」の仕組みについてわかりやすく解説します。

クラウドSIMとは、モバイルWiFiの一種で、スマホやモバイルルーターを物理的なSIMカードを使わずにインターネットに接続する新しいSIMのことです。

SIMの種類

  • SIMカード
  • クラウドSIM
  • eSIM

実際クラウドSIMが人気になりだしたのってここ数年くらいかな?と思います。

これまで主流だったSIMカードは、スマホやモバイルルーターにSIMカードという小さなチップ(カード)を入れて通信していました。

その点クラウドSIMは、物理的なカードの代わりにインターネット上(クラウドサーバー上)にあるSIMを使います。

そもそもSIMとは?

SIM(Subscriber Identity Module)とは「加入者識別モジュール」という意味で、加入者を識別するための情報が記憶されています。

固有の認証情報が割り当てられていて、これがないと電話やインターネットが使えないようになっています。

クラウドSIMとはこのSIM情報がクラウド(サーバー)上に置かれているイメージです。

SIMカードとクラウドSIMの違いを簡単にいうと、認識情報がカード上に載ってるかクラウド上にあるかの違い。

クラウドSIMとはカード不要のSIM

  • 中国にあるuCloudlinkという会社の特許技術
  • 通信するために必要なSIMカードの情報をクラウド上で管理している
  • 物理的SIMカードが不要でモバイルルーターに利用されている

世界各国200以上の通信事業者と提携して、SIMカードなしでネットが使える環境を構築しています。

すごいですね。

クラウドSIM WiFiはすべてこの技術を利用していることになります。

国内だけでもクラウドSIMタイプのポケットWiFiが数十社ありますね。

クラウドSIMを採用しているポケット型WiFi

参考: BIZ DRIVE

クラウドSIMのメリットとデメリット

クラウドSIMのメリット・デメリット
メリットデメリット
比較的安い
通信エリアが広い
SIMカードがいらない
通信障害に強い
通信速度が速くない
無制限プランがない

クラウドSIMのメリット

比較的安い

ポケット型WiFiは「クラウドSIM WiFi」と「WiMAX」の2種類があります。

クラウドSIM WiFiは、WiMAXより安いプランが多いです。

例えばモンスターモバイル の20GBプランだと月額1,980円〜で、予算に合わせやすい。

 WiMAXだと最安でも3,000円以上はするのでコストを抑えたい場合クラウドSIMがお手頃。

通信エリアが広い

クラウドSIMの特徴はドコモ、au、ソフトバンク3大キャリア回線を利用できるところ。

キャリアのスマホは契約しているキャリア回線しか使えないので1つだけしか回線を使えません。

一方クラウドSIMのポケット型WiFiは3大キャリア回線を使えるので通信が安定しているといえますね。

クラウドSIMのWiFiは複数のモバイル回線の中から最適な回線を選んで接続します。

例えばau回線が届かない場所ではドコモやソフトバンク回線を自動で選択する感じ。

複数の回線を使えるので通信エリアは自然に広くなります。

SIMカードが不要

クラウド(サーバー)上にSIM情報があるのでSIMカードがいりません。

なので端末のSIMカードを差し替えたりすることも不要。

面倒な設定もなく、手元に届いてすぐ使える手軽さもクラウドSIMの魅力。

通信障害に強い

複数のキャリア回線を利用できるため通信障害に強いメリットもあります。

例えば、あるキャリア回線で電波障害が起こった時でも別の回線に自動で切り替えてくれます。

クラウドSIMのデメリット

通信速度が速くはない

通信エリアは広い反面、通信速度はそこまで速くありません。

現代では光回線やWiMAXなど高速が主流となってますがクラウドSIMはそこまで速いとは言えません。

無制限プランがない

無制限プランが主流のWiMAXと違ってクラウドSIMは無制限プランというものがありません。

20GB、50GB、100GBなど使用量が制限されたプランしかないのはデメリット。

無制限でWiFi使いたい人はWiMAX系へ。

※WiMAXタイプのポケット型WiFi

  • 無線通信技術規格のひとつ
  • ドコモ、au、ソフトバンクと並ぶ無線インターネットを提供する回線の一種
  • クラウドSIM WiFiより高速、無制限プランが多い

クラウドSIMのポケット型WiFiがおすすめの人

  • 安いポケット型WiFiを選びたい
  • 通信エリアの広いものを選びたい
  • 手軽に使いたい

安いポケット型WiFiを選びたい

ほかのネット回線と比べても比較的安いのが特徴です。

毎月のデータ容量が決められてる分、光回線や据え置きのホームルーターと比べても安価なプランが多いです。

20GB程度なら2,000円未満のプランも。

また、同じポケット型WiFiの中ではWiMAXよりも手頃。

WiMAXはクラウドSIMタイプと違って無制限プランが主流なのでちょっと割高になっています。

通信エリアの広いものを選びたい

ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア回線を全部使えるので通信範囲が広いです。

単一の回線よりWiFiが繋がるエリアが広いのは頼もしい。

ただし通信速度がさほど速くないのがたまに傷。

通信エリアの広さならクラウドSIM、通信速度ならWiMAXを選べばOK。

クラウドSIMWiMAX
モンスターモバイル  
クラウドWiFi
【ぴたっとWi-Fi】

FUJI WiFi 
縛りなしWiFi
Mugen WiFi
BIGLOBE WiMAX +5G 
【VisionWiMAX】

手軽にWiFiを使いたい

クラウドSIMの特徴として、手軽に使えるというのもあります。

  • 工事不要
  • 届いてすぐWiFi繋がる
  • 解約も割としやすい

面倒な設定せずサクッと使えたらそれでいいと思ってる筆者(わたし)みたいな人に最適。

クラウドSIMとeSIMの違いとは?

SIMにはeSIMというものがあります。

eSIMはスマホに内蔵されたSIMのことです。

eSIMは「embedded SIM」の略で、埋め込まれたSIMという意味で、スマホ一体型のSIMというイメージ。

契約から開通までオンラインで完結するので従来のSIMカードよりすぐ使えるようになります。

またSIMカードを抜き差しする必要もないので紛失や破損のリスクが減ります。

eSIMは対応している機種しか使えませんが、ここ最近ではeSIMに対応する機種も増えてきましたよ。

クラウドSIMが使える国際ローミングの強みとは?

国際ローミングとは

海外に行ったときでもインターネットが使える仕組みのこと

クラウドSIMが便利なのは、国際ローミングでの便利さです。

クラウドSIMのポケット型WiFiは海外でも使える機種がほとんどです(一部国内利用のみ)。

普通のSIMカードだと、海外で使うには特別なプランに申し込んだり、新しいSIMカードを買う必要があります。

クラウドSIMはこのような手間が必要ありません。

クラウドSIMの特徴は常に最適な回線に接続することなので、この特徴が海外利用でも活躍しますね。

SIMカードを交換したり、難しい設定もありません(サービス会社によっては別プランの申し込みがいる場合もあるので注意)。

海外旅行中に地図を見たい時や、SNSに写真をアップしたい時も、すぐにネットに繋がるのでとても便利ですね。

クラウドSIM搭載のおすすめポケット型WiFi 

クラウドSIM搭載のおすすめポケット型WiFi

筆者(わたし)はモンスターモバイル のクラウドSIMを使ってますがなかなか快適。

めんどくさい設定もなく、届いて3分でWiFi使えるのが便利でした。

回線工事不要でサクッと繋がるのはほんとに楽(体験記事)。

【まとめ】コスパ抜群のクラウドSIM&クラウドSIMの未来はどうなる?

クラウドSIMはどこでもWiFiに繋がりつつ値段も割と安めなのがいいところです。

現在のクラウドSIMタイプのポケット型WiFiは、速度があまり速くないというのがデメリットと言われます。

しかし最近は5Gの通信環境が整えられつつあるので今後は5G対応のクラウドSIMが主流になってくるでしょう。

現在はまだ5Gに対応したルーター端末が少ないですが、今後増えてくると思います。

そうなるとWiMAXより遅いと言われてきたクラウドSIMも高速通信ができそうですね。

今後のポケット型WiFiが楽しみです。

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公式サイト : モンスターモバイル

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