※ネタバレあります。
名探偵すらも騙す哀ちゃん(灰原哀)のハイセンスドッキリ回をまとめました。
いつもクールでミステリアスだけど心の内にいろんな気持ちを秘めている灰原哀。
そんな彼女がこれまでコナンにドッキリを仕掛けてきました。
見ている私たちも一瞬ドキッとするようなシーンもあります。
さっそく見ていきましょう。
129話(18巻)黒の組織から来た女 大学教授殺人事件
なんと言ってもまずはこちら。
初登場時しょっぱなからドッキリかましてくる灰原。
コナンたち少年探偵団が偽札事件解決したあとコナンが灰原と二人で帰る途中、灰原から組織の一員だと告げられるシーン。
今見てもドキドキします。
何度見ても灰原が現役黒ずくめにしか見えません。
電話が通じない博士がやられたと思ったコナンの焦り方が半端なくて灰原の圧倒的余裕感が怖いです。
そして何食わぬ顔で「ただいま〜」と帰ってくる灰原がかわいいです。
188〜193話 命がけの復活
少年探偵団とキャンプに行った際に殺人犯から拳銃で撃たれたコナン。
病院に入院してるコナンに夜中銃口を突きつける灰原のドッキリ。
今の哀ちゃんを考えるとあり得ないのですが当時の哀ちゃんはまだ組織を抜け出したばかりで組織に寝返ってもおかしくない不安定な存在というのが私たち視聴者をドキドキさせてくれました。
夜中コナンが入院している病院にお見舞いに来るシーンのドッキリです。
この回で絶対見てほしいのが灰原がコナンに突きつけた偽物の拳銃から出てきた赤いバラの本数。
バラは色や本数によってそれぞれ花言葉があるんですが、灰原がコナンのお見舞いに持ってきたバラの本数は7本。
バラの花言葉
赤色のバラ「あなたを愛しています」
7本のバラ「ひそかな愛」
https://s.weddingpark.net/magazine/2221
灰原のコナンに対する気持ちはやっぱりそういう事だったんだな、とわかります。
花言葉の意味を理解した上で「命がけの復活」編観るとまた違った見方ができます。
コナンがバラの本数に気づいてるかわからないのですが、気付いたとしても冗談にしか取られないのが哀ちゃんなんですよね。
アニメでも原作でもバラの本数は一緒で、はっきりと本数がわかる描写なので灰原のコナンに対する気持ちを確信しました。
劇場版 瞳の中の暗殺者
映画の中でも本気とも取れるジョークをかましてます。
映画が公開されたのは2000年。
ちょうどアニメで「黒の組織との再会」や「命がけの復活」が放送された年でもあります。
映画の中では記憶喪失になった蘭についてのコナンと灰原の会話で、
このまま記憶が戻らないほうがあなた(コナン)にとって都合がいいんじゃないかという灰原。
灰原のその言葉にブチギレるコナン(哀ちゃんに向かってテメェとか言っちゃう)に、「あなたとずっとこのまま…」としみじみ言います。
「なーんてね」と、
コナンを元気付けるためのジョークだったとするオチで終わらせてますが、おそらく半分は本音でしょう。
名探偵は騙せても灰原オタクの私は騙せませんよ、哀ちゃん。
ちなみにここの灰原とコナンの距離感が最高です。
(青の古城探索事件の時のコナンに接近する灰原の破壊力も凄かったですね)
灰原って時々距離感バグる時ありますよね。
そういう所も灰原の魅力ですね。
【まとめ】コナンに仕掛ける灰原のハイセンスドッキリ
今回は灰原がコナンをだましたドッキリ回を紹介しました。
初期の灰原は今よりミステリアスで本音が読めない部分も多かったですね。
だからこそドッキリが通じたのかもしれません。
今の灰原は周りと信頼関係を築いてきた過去があるので、なかなかコナンに組織系ドッキリはできないでしょうね。