大分県日田市の小鹿田焼。
300年の歴史がある小鹿田焼で、個人的には飛び鉋と呼ばれる模様がほんとにおしゃれだなと思ってます。
小鹿田焼は「世界一美しい民窯」と言われています。
1995年には陶芸技法が国の重要無形文化財に指定されています。
元は福岡県の小石原焼から来たものだと言われています。
飛び鉋 とはL字の鉋で模様を刻む技法
(他にも「刷毛目」「櫛描き」などを使った幾何学模様もある)
最初の出会いは、日田市に住んでる親戚のおじさんの家に置いてあった小鹿田焼のカップがめっちゃかっこいいなって思って眺めていたらくれました笑
シンプルだけど飽きのこないデザインに惹かれました。
私がもらった小鹿田焼のカップは控えめに飛び鉋がデザインされてる物。
連続的に刻まれた茶色の模様がおしゃれ。
「和モダン」という言葉がピッタリ。
めっちゃ気に入ってます。
お茶やコーヒーを飲みます。
小鹿田焼のカップにはどっちかというとお茶よりコーヒーが合いますね。
たぶん日本の焼物にはデザインが派手なタイプと地味なタイプの種類があると思うんですけど、
小鹿田焼は後者のタイプ。
古風でありながら現代の感覚に通じる独特の雰囲気がありますよね。
そして、もう一つ気に入ってるのが「小鹿田焼」っていう文字が入ってるところ。
文字の入れ具合はおそらく窯元によって違うと思いますが、この部分もかわいいですね。
先日大分県の隣県、福岡で開催された陶磁器フェスタがあるということで行きました。
もちろん小鹿田焼目的で。
私は今まで焼物に興味が無かったのですが、小鹿田焼だけは妙に気になるんです、なぜか。
私の祖母が日田市出身で縁を感じるというのもあるかもしれません。
その陶磁器フェスタには全国各地の焼物が来ていて、その中に小鹿田焼もありました。
その時に買ったのがこちらの湯のみ。
少し小ぶりなところがいいな、と思って選びました。
飛び鉋のデザインがバーンと入ってるよりはさりげなく入ってるほうが好きで、丁度いいなと思いました。
料理する人ならお皿なんかも小鹿田焼で揃えたらめちゃくちゃおしゃれだろうなと思います。
私の住んでる地域は大分県日田市から車で2時間くらい離れた福岡県なんですが、飲食店で時々この小鹿田焼の器を見つけます。
その時は、あっ!小鹿田焼!って思ってちょっと嬉しい気持ちになります。
九州では佐賀県の有田焼が全国的に有名ですが、小鹿田焼のように知る人ぞ知る焼物という感じがまたいいです。
陶磁器フェスタは期間限定だし、時々飲食店なんかで少し置かれているくらいでなかなか買えない物だと思っていました。
調べてみるといくつか通販サイトもあるし楽天でも買える事がわかりました。
楽天にも結構たくさんの小鹿田焼を見つけられました。
小鹿田焼のページ見たんですがずっと見てしまいます。
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