行政書士試験に独学一発で受かりたい、
絶対受かってみせる、と本気で思ってた私ですが先日の試験で不合格でした。
それじゃあ独学の何がダメだったの?っていう体験談です。
実際に独学不合格だった私が独学のデメリットにスポット当てて話します。
ネットで調べた勉強量は目安にしかならなかった
受験するって決めた時に気になって調べたんです、勉強時間。
そしたらネット上で行政書士試験に合格するためには800〜1000時間必要とあって、
で実際800時間勉強してみたのですが結果ダメでした。
1年かけて800時間も勉強したにも関わらず記述抜きで114点しか取れませんでした。
じゃあ1000時間やれば受かったのだろうか?と言われればたぶんムリだったと思います。
それは、ただ時間が増えただけで勉強のやりかたを変えないとダメだと思うからです。
独学で行政書士試験に一発合格するのはかなり難しいです。
重要なところがわからなかった
一人でテキスト使って勉強してる時、どこが大事かっていうのがざっくりとしかわかりません。
テキスト読んでて、太線や色文字で書いてたりするのが大事なんだろうなとわかるだけ。
それ以外で抑えといた方がいい所がわからないんですよね。
結局効率が悪く時間だけ食ってしまいました。
過去問にない問題に対応できなかった
市販の問題集は基本的に過去問ベースで作られてるのが多いです。
逆に言えば過去問以外は解けないってことですよね。
試験直前、私は問題集に載ってる行政法の過去問はほぼ解けるようになってました。
でも本番で行政法11/19しか取れなかった。
勉強不足だったからだと言われればそうかもせれませんが、一応理解して解けるレベルまでにはなってました。
それでもダメだったんです。
試験のあと問題を見返すと、やっぱり見たことのない問題で落としてましたね。
過去問と同じところを問われている問題はちゃんとできてました。
独学はそういったところを漏らさず勉強するのが難しいと思います。
プロの授業とか教材で勉強してる人の話では、過去に出てないところでも大切な所がわかってくると言ってました。
独学の私はそこが足りなかったな、と思います。
理解できない部分がどうしても出てくる
何回読んでも理解できないところがありました。
法律の文章ほんと難しいですね。
似た文章なのにこっちは◯であっちは×、どうゆうこと?みたいなの結構ありました。
理系出身の私には、やっぱり難しかったですね。
そして集中して読まないと文章の意味が頭に入ってこないんですよね。
法律の文章は慣れが必要だと思います。
何度も何度も読んでるうちに以前理解できなかったところが急にわかるようになることもありますが、
結局理解できない箇所もありました。
2年、3年受け続けても受かる保証がない
独学で一発合格できなかったとき、勉強法を変えないと厳しいと思うんです。
私は実際受からなかったので、正しい勉強法に気づかないと合格するのは難しいんだろうな、と感じています。
独学ではそれに気づきにくい。
自分で試行錯誤する必要があるんですよね。
今回不合格になって気づいたことといえば、
憲法、行政法は条文読み込みが大事
民法は過去問集メインでいける
一般知識を侮ってはいけない
この3つです。
独学のメリットを捨ててでも受かりたい試験かどうか考える
行政書士試験を受ける時に独学でやるのか習うのか、一度はみんな考えますねこの問題。
独学にももちろんメリットあります。
独学の最大のメリットは誰がなんと言おうとお金がかからないこと。
テキスト代くらい。
あとは自分のペースでできること。
これはメリットでもデメリットでもあると思います。
ですが、このメリット達を捨ててまで本当に取りたい資格か考えなきゃって思いました。
何度落ちても気長にやればいいやって人は独学でマイペースにやるのもいいでしょう。
近いうちに取らないと生活ヤバいって人は習うべきだと思います。
独学と決めて勉強を始めるのもいいですが、一度資料請求してみるのをおすすめします。
頑張ってください。
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