「書道・習字」初めて習字を習う時におすすめな書きやすい筆を3本紹介

毛筆
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書道・習字でキレイな字を書く要となるのが筆。

実際に書道筆は値段も質もピンキリで、特に初めて書道を始める方はどれを使えばよいか迷ってしまいますよね。

毛先の色、筆の長さ、硬さ、持ち手の形など色々あるので筆の特徴を見ていきながら、これから毛筆を始める時に使いやすい筆を紹介していきます。

四徳がそろった筆が良い筆とされる

四徳(しとく)とは、「尖(せん)」「斉(さい)」「円(えん)」「健(けん)」の4つの条件のことで、この4つが揃っている筆が良い筆だと一般的に言われています。

「尖(せん)」筆の先端の穂先が尖っていてまとまっていること

「斉(さい)」穂先全体がキレイに整っていること

「円(えん)」墨を含む穂の部分が円錐形になっていること

「健(けん)」穂先に適度な弾力とこしがあること

書く文字によって筆を決める

一口に書道を始めると言っても、漢字を書くのか、楷書を書くのか、行書や草書を書くのか、はたまたかなを書くのか色々あります。

筆を習い始めた時多くの人がはじめに教わるのは大抵「半紙にひらがなもしくは漢字を書く(2~4字)」という所からスタートします。

字を崩さずに書く最も標準的な「楷書」と呼ばれる書き方から習うのが多いです。

初めて使うなら「剛毛筆」か「兼毛筆」

書道の筆には大きく分けて弾力性のある「剛毛筆」と柔らかいのが特徴の「柔毛筆」があります。

剛毛筆はイタチ、馬、狸、鹿などの毛を使っているものが多く茶色の毛をしている筆が多いです。

剛毛筆は弾力があり、楷書を書く場合などにおすすめなので最初に使う筆としては良いでしょう。

一方柔毛筆はほとんどが白い毛をしていてヤギの毛を使っている物がほとんどで、やわらかい線などで動きを出したい時なんかに使います。

ただし、毛が柔らかいので慣れていないうちは扱いが難しく感じるでしょう。

この二つの中間に位置するのが「兼毛筆」で、毛の硬さが丁度良く書きやすいのが特徴です。

兼毛筆は硬さがちょうど良いので、習字を始めたばかりで筆で字を書くことに慣れていない方におすすめの種類です。

半紙に大きくひらがなや漢字を書くときに使いやすいので最初に使う筆として最適でしょう。

手が小さい方や子供には「ダルマ軸」

穂の根元から持ち手部分までが同じ太さになっているストレート軸に対して、穂の根元部分が膨らんでいる筆をダルマ軸と言います。

毛の束と同じ太さの持ち手(軸)だと太くて書きにくい場合があるためこのようなダルマ軸と呼ばれる筆が作られています。

ダルマ筆は持ち手が細くなっているため、手の小さい人には握りやすく書きやすい造りになっています。

上がダルマ軸、下がストレート軸

ストレート軸は持ち手が毛と同じ幅なので持ち手が少し太い造りになっていて、線の太さが直接的に手に伝わりやすいのが特徴です。

ストレート筆は持ち手が太めなので合う合わないがあるため注意が必要。

初めて筆を練習する方には無難にダルマ筆がおすすめですね。

穂の長さを決める

穂(毛の部分)の長さは「長鋒」「中鋒」「短鋒」の3つに分けられます。

穂の長さが穂の直径のどれくらいの長さなのかによって分けられていて、「長鋒」は穂の長さが穂の直径の5~6倍の長さのもの、「短鋒」は2~3倍以下のもの、「中鋒」はその中間のもの。

穂は長い方が基本的に墨を十分に蓄えることができますが、扱いが難しいので最初は長くない筆がいいです。

国内有名メーカーを選ぶ

国内で筆を作っているメーカーは、あかしや、呉竹、墨運堂などが有名です。

筆は消耗品ですので、国内メーカーの筆であればまた同じ種類の筆を購入しやすいのでおすすめです。

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あかしや製のこちらの筆は私が大人になって書道を再開した時最初に買った筆です。

程よい硬さで弾力もあり、すごく書きやすかったです。

値段もリーズナブルなので、買い替えもしやすいありがたい筆ですね。

最初の1本にはかなりおすすめの筆。

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