これ難しい問題ですね。
そもそも私は2023年の初受験合格できなかったので偉そうなことは言えないんですが、だからこそ次受ける時のために真剣に考えてみました。
結論的には当たり前だけどどっちも大事。
勉強の比重間違えないことが大切なのかな、と。
不合格を経験して思うのは、20%くらいは条文読むのに費やしたほうがいいような感じ。
あくまで感覚で。

初受験では条文はあまり読まなかった
私は2022年の秋から勉強を始め、約1年間勉強生活を送りました。
その中で条文を読むのに使った時間はおそらく正味数時間だと思う。
割合的には1%くらいしか条文読んでないのです。
それは明らかに間違ってたな、と思いました。
条文読んでたら解けてた問題があったな、と感じたからです。
条文を疎かにしてしまった理由
勉強始めて4、5か月目くらいの時にポケット六法っていう行政書士試験用のちっちゃな六法書を買ったんです。

最初に買ったTACのテキストにも六法付いてたんですけど、インスタ見てたらポケット六法買ってる人が結構いたので流されて買ってしまいました。
大事な条文を抜粋してるので全部は載ってないですけど、試験に出たことのある所もわかってなかなか便利でした。
でもあまり手をつけなかった。。
理由が二つあります。
一つ目の理由は、条文読むより単純に肢別解くのが楽しかったから笑
こいつ↓
もう愛着あり過ぎてかわいい。

肢別は一問毎に正解不正解がわかるから、やる気につながってました。
条文読むのがインプットだとしたら問題解くのはアウトプット。
自分の実力がわかるのはアウトプットのほうなのでそれが楽しかったのかもしれない。
条文はなかなか固苦しい文章なので、初めは読むの抵抗あるんです。
慣れたらそうないけれど、最初はね。
で、後々読もうと思いながら大事なところにマーカーで線引いてたけど結局最後は読まなかった、っていう感じ。
せっかく買ったのにもったいなかったな、と思う。

もう一つの理由は問題解いてないと不安だったから
私の場合、最初の2か月くらいかけてTACの参考書を読んだ後はほとんど問題集中心の生活をしてました。
解説読んでもわからないな、と思った問題が出てきた時にしか参考書とか六法を見なかった。
ある程度基本的な内容がわかったら問題解いてないと不安というか。。
試験日が迫ってくるたびになんか妙に焦ってしまって、問題ばかり解いてましたね。
直前期には条文なんて読んどる暇ないわ、とまで思ってしまっていた。
条文読むのが大切な理由
行政書士試験って法律の知識を問う試験なんよな、って試験後に改めて思った、当たり前やけど。
判例という例外は覚えないといけないけど、極端な話、法律が完璧に理解できてたら確実に点数取れるのがこの試験。
教科書は所詮それをわかりやすくして大切な所をピックアップしたもの、だと思います。
そして問題集も同じ。
出版社が作ったオリジナル問題ならともかく、過去問中心の問題集は結局過去の問題を解けるようになるためのもの。
他の知識が問われたらアウトなんですよね。
その怖さを理解してなかった。
もちろん法律全部は覚えるとか無理だけど、条文読んだか読んでないかは結構差が出るんじゃないかな、と。
私は自分なりに問題集(行政法と民法、憲法はね、他は全くしてない笑)に出てきた問題は理解できるようになってました。
それでも本番では簡単に解けない問題がけっこうあった。
そういう問題はやっぱり法律の文章読んでないと解けないなと感じました。
市販の問題集は過去問からの抜粋が多いから、過去問と似た問題しか解けるようにならない。
どんな問題にも対応できるように条文を読んでおくのがいいってことに気づきました(←遅いよ)
初めて受ける場合は特に読んでたほうがいいと思う。
資格試験ってどうしても過去問に頼りたくなる。
でも過去問の知識以外から出るのは事実。
まあ、私はそれができませんでしたが。
一発で受かろうとしてしまったあまり、時間の無さに余裕のある勉強生活ができなかった。
色んな後悔があります。
なので次は必ず!という思いでこの1年間で何が足りなかったか考えると条文の素読っていうのがまず思い当たりました。
私みたいに後悔しないように合格勝ちとってください。

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