この記事は2023年度の行政書士試験に受からなかった私の1年間について書いてます。
不合格のなんて参考にならんぞ、って思った方はそっとページを閉じてくださいね笑。
行政書士試験は800時間〜1000時間勉強が必要と言われてるので、約1年間800時間かけてやってみました。
始めたのは本番前1年1か月前から。
けどダメでした。
じゃあいつから勉強すればいいの?どうすればよかったの?っていうのを自分なりに考えてみました。
何年かけても受かるとは限らない
結論から言うといつから勉強を開始しても勉強のやり方がダメだと落ちます。
1年間本気で勉強してきたこと、一番時間をかけた行政法で点数が取れなかったことを考えると、いつから勉強すれば良いというものではないと思います。
ただ、目安としては1年〜1年6か月前から勉強開始するのが丁度いいかなと思います。
例えば2023年11月の本番に向けて勉強開始したのが2022年3月(1年8か月前)だったとすると、2022年度の試験に間に合わなくもないと考えが出てきてその結果ハードすぎるスケジュールになる可能性があります。
行政書士試験は800時間〜1000時間必要と言われているけど
ネットで調べてみると、800〜1000時間いると言われています。
1日の勉強時間が6時間なら半年、3時間なら1年、2時間なら1年5か月の計算になります。
1日6時間コースでやるなら5月から、3時間なら1年前、2時間なら前の年の6月から始めたらいいということになる。
ただ、これを信じて勉強すれば受かるかは疑問です。
実際私の場合、1年間で800時間かけて勉強私しましたが受かりませんでした。
そもそも800時間という根拠は無い
そりゃそうなんですよね。
なぜか勉強に時間かけることだけを気にしてました。
量も大事だけど、どれだけ集中するのか、も大事ですね。
365日で800時間勉強するなら平日も休日も1日2時間半すればいい。
でもそれじゃダメだと思いました。
不合格になってわかったのは、「いくら時間をかけても正しい勉強方法でやらないと受からない」、ということでした。
実際不合格になってしまった私はどんな勉強ペースで800時間やってきたかをまとめました。
本気度★☆☆☆☆ 勉強開始は1年前の10月
行政書士試験受けようと決めたのは試験の前の年の9月。
そして初めて行政書士試験の教科書を買ったのが10月でした。
行政書士試験受けよう!と決めたきっかけは色々あるんですけど、この時はめっちゃ気合い入ってました。
1年あるし頑張ったら絶対受かるやろ!やってやるぜ!!って本気で思ってました。
なのですが、、教科書を読むペースは1か月で1周読み終わるくらい。
なんせ文章理解するのに苦労してました。
理系の私にはなかなかハードな内容で、これはまずい試験に手を出したんだと気づきました。
それでもまだ余裕ぶっこいてましたけど笑(あー恥ずかしい)
教科書は12月までに2周読みました。
この教科書めっちゃわかりやすかったです。
初学者が最初に読む教科書としてはかなりおすすめだと思いました。
法律の事を全く知らなかったのでとにかく基本の教科書にしっかり目を通すべきだと考えていました。
知識をインプットする時間に当てましたね。
この時期は家庭の色んな出来事が重なってなかなか本腰入れてなかったですが。
(言い訳かもしれない。)
全く焦ってもなく、サボる日もありつつなんとなく勉強してるって感じでした。
1日で1時間くらいしたかな?程度の日々。
本気度★★★☆☆年明け
年が明けて、そろそろ本番を意識し始めた頃。
仕事の繁忙期だったけど、その割にやってましたね。
最初に買った基本書と同じ出版社(TAC)の問題集を買ってじっくり理解しながら解いていく日々。
この頃が一番楽しかったですね。
目標に向かって頑張ってるっていう感じで充実してました。
最終的に最初にとりかかった問題集は4、5周は解き、随分と理解ができるようになってました。
1日2〜3時間程度
本気度★★★★☆ゴールデンウィーク前
ゴールデンウィーク始まる前からちょっとペースを上げました。
焦り始めた頃。
連休中に記述100問を完璧にする、っていうのが目標でGW過ごした覚えがあります。
これも時間をかけただけで、覚えはしましたが深く理解せずに暗記してたんだろうと思いますね。
平日は隙間時間使って3時間、土日は用事入ってない日は6時間勉強というペース。
平日は仕事なので帰ってからまとまった時間は取るのが難しくてちょこちょこした時間をやってました。
通勤電車とバスの中、昼ごはん中、帰りは弟に車で送ってもらいながら車内で勉強してましたね。
質より量を意識してました。
とにかくたくさん問題を解いていたかったから。
次から次へと問題を解いてないと不安な気持ちでした。
本気度★★★★★9月以降(本番まで2か月〜直前)
この頃はとにかく時間ある時は全部やる、という感じでした。
通勤途中、昼休みはもちろん、朝1時間程度早起きしてやってました。
あと、仕事の合間にも笑
さすがに仕事中にテキストは開けないので、Web上の行政書士試験練習用サイト使ってやってました。
家ではトイレにも持っていき、コンビニとかスーパー、外食先にも肢別過去問集(一番使い込んだ本)持っていってました。
ちまちました時間かき集めると平日でも割と時間取れるんだなってことを知りました。
1年間フル回転で勉強は現実的?
徐々にペースを上げていって1年間なので、フルパワーで1年間勉強したわけじゃありません。
じゃあ1年間フルパワーで勉強すれば良かったのか、と言われたらそれもどうかなと思います。
365日、隙間時間全てを勉強に当てて、休日は睡眠以外は全部勉強に当てるっていうのが現実的ではないと思うのです。
そんな生活はメンタルと体調管理が大変になります。
身体を壊す可能性もあるので適度なペースで進めていくのも大事なんじゃないかと思います。
仕事や家庭の事をやりつつ1年間も本気で勉強し続けるのは厳しいです。
自分の勉強ペースをつかむ
合格するために本気で勉強するのは大事ですが、体調やメンタル崩してまでやる必要はありませんよね。
いつから試験勉強を始めても本番が近づくにつれてやらなきゃって気持ちに自然となるので、自分のペースを探っていきながら進めるのがいいです。
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